「ーッ!」
黒の教団本部に訪れた朝
アレンは隣のの部屋のドアを勢いよく開いた
「・・・アレン・・・」
「ぁ・・・」
「・・・アレンの馬鹿!エッチ!!のぞき魔ぁぁッ!!!」
「うわッ!ゴメンなさい、ゴメンってば、許してッ」
「今日という今日は絶ッッッ対に許さなぁぁいッ!毎朝毎朝毎朝毎朝あたしが
着替え始めると同時にノック無しでドア開いてぇッ!ノックぐらいしてよッ!!
ていうかアレンは絶対どっかから覗いてるんでしょッ?!この馬鹿ちんッ!
すけべッ!エロアレンッ!エロ魔ッ!!!」
「そ、そんなコトしてないですよッ!あッ、それから、1つ言ってもいいですか?」
「何よッ!」
「そんな格好でいつまでいるつもりなんですか?まぁ僕は全然構わないんですけどね」
「〜〜〜〜ッ!!」
上半身下着姿で怒鳴られたって全く説得力が無いし、寧ろ逆に押し倒したくなるんだけどなぁ
と、アレンは考えながらを見つめた
「アレンの阿呆ッ!!エロオヤジィッ!!!」
「なッ?!、それはちょっとヒドイですよ?」
アレンはついっとに近寄ると、殴りかかろうとしたの腕を掴み、
反論しようとするの唇を無理矢理塞いだ
「〜〜ッ、んんッ・・・!」
唇を離すと、アレンはニッコリ微笑んだ
「可愛いですよ、」
「・・・アレンのばかぁ・・・」
「ほら、早く服着てください。じゃないと襲っちゃいますよ?」
「えッヤダ!じゃあ着替えるから出てって」
「え〜、別にいいじゃないですか。減るもんじゃないし」
「・・・いいわけないでしょ〜ッ!!出てけぇぇッ!!!」
がイノセンスを発動しようとする。
それを見たアレンはあわててから離れた
「わわわッ!待って、待ってよ、落ち着いてッ!イノセンスはダメですってばッ!」
「アァ〜レェ〜ン〜・・・」
「分かった分かった出て行きますよッ!出て行きますからッ!!」
アレンは急いでの部屋から飛び出した
「ふぅ〜・・・はすぐ怒るんだから」
自分の所為だということは棚に上げて、アレンは溜息をついた
その時、目の前が翳ったので視線を上げると、そこには神田が立っていた
「あっ神田おはようございます。は今着替え中ですから部屋には入れさせませんよ」
「・・・モヤシ、お前また・・・」
「えへへぇ〜」
「・・・も大変だな」
「あっもしかして神田・・・」
「何だよ」
「妬きも・・・
「何だ?」
「何でもないですよ・・・」
神田に六幻を突きつけられて、アレンは青ざめた
その時背後のドアが開いてが出てきた
「・・・」
「あッ、着替え終わったんですか?一緒に食堂行
「あっ神田おはよッ!一緒に食堂行かない?」
「・・・モヤシはどうすんだ」
「モヤ・・・?あ、アレン?こんなトコロで何してんの?朝ご飯もう食べ終わったの?そう、じゃあもういいのね。
・・・ほら、神田行こッ!」
「〜、待ってくださいよぉ〜」
「アレンなんか知らなぁい」
「・・・(AKUMAの魂は救えても自分は救えないんだな)」
と神田が並んで歩く後ろをアレンがへなへなとついていく
ふいに、くるっとがアレンを振り返った
「ほら、アレン早くしないと置いて行っちゃうよッ!」
そう言って、は手を差し出した
その手をアレンはギュッと握りしめると、嬉しそうに微笑んだ
「はいッ!」
いつだって手を差し伸べてくれる
そんなアナタが大好きなんだ
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黒アレン。救われないアレン。
だけどね、いつだって最後は必ず手を差し出してくれるんだ。