風の止まった午後3時。
  少しだけ太陽に近いその場所で、君と二人。










「暑いよ銀時」

「仕方ねーだろ、。扇風機は神楽のヤツがぶっ壊したんだから」

「いや、銀時暑いよ」

「何だよ、俺が熱の発生源みたいに言うんじゃねーよ」

「そう言ってるの。銀時が暑いの、離れてよ」

「いやですー」









  
  何もしなくたって暑いのに、抱きつかれたんじゃ一溜まりもない。










「暑いってば、離れてよー」

「そんな気の抜けた声で言われても、俺はやる気が起きないね」

「もう・・・」

「そんなに暑いなら、服脱げ。俺は大歓迎」

「変態」










  出来ることなら脱いでしまいたいけど、そんなコトしたら思う壺。
  そのまま美味しく頂かれちゃうに決まってる。










「なぁ、マジ脱いでくんない?その方が絶対涼しいって」

「いやですー。銀時の思うようにはさせないんだからね」

「そんなこと言うなよー。今更恥ずかしくもねーだろ」

「そういう問題じゃないもん」




















「ねぇ・・・っあつい・・・!」

「何が?何があついんだよ?」

「・・・っ!」










  気付いたらソファの上で上半身肌蹴させられてるあたしがいる。
  銀時の手が直接肌に触れて、その部分だけ熱くなる。
  頭に血が上って、顔が火照ってくるのが分かる。










「・・・のナカ、めっちゃ熱い」

「っうるさい・・・!」

「はいはい」




















  風の止まった午後3時。
  少しだけ太陽に近いその場所で、君と二人。
  重なり合った体温と気温と、蕩け合う夏の午後。










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    最近めっきり夏ですね暑いですね。
    万事屋は2階なので、太陽に近いから暑いですきっと。