今日は、大好きな君が生まれた、大切な日。




















「銀時ー、誕生日おめでとー」

「えっ!?銀さん今日誕生日だったんですか!?」

「知らなかったアル」










  不意に言われた言葉に、銀時は一瞬瞳を大きくすると、再びだるそうに目を細めた。










「・・・あー、忘れてた」

「せっかくの誕生日なんだから、少しは嬉しそうな顔しなさいよー」

「そうアルよ銀ちゃん。姉御に頼んでケーキ焼いてもらうアル」

「「「それはやめてエエエェェェ!!!!!」」」

「じゃあが焼くアルか?」

「焼くっていうか買ってきてるけど・・・」

「さすがさん!早速お祝いしましょう」










  が買ってきたケーキの上に、新八がろうそくを手際よく立てていく。
  そしてが火を付けると、神楽が部屋の電気を消した。










「ほら、銀時ろうそく消して消してっ!!」

「・・・」

「・・・銀時、どうしたの?」










  銀時はじーっとろうそくの火を見つめて動かなかった。
  それから、ポツリと呟いた。










「・・・初めて、だ」

「・・・?」

「・・・俺、誕生日祝ってもらうの初めてなんだ」










  銀時以外の3人は顔を見合わせた。










「今まで誕生日なんて、あってなかったようなもんだった・・・」

「銀さん・・・」 「銀ちゃん・・・」 「銀時・・・」










「・・・俺、今本気でお前らと逢えて良かったって思った・・・新八、神楽、、サンキューな」

「「「どういたしまして」」」










  今、この背中に背負う大事なモノを、失いたくないと本気で思った。










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    銀時ハピバです。