別に俺はお前なんか好きじゃないけどね。でも、一応俺だって周りの目とか気にするお年頃なわけ。周りの奴らに彼女出来たとか聞くとそうゆうの気になんだよな。だからさ、別に好きっていうわけでもないけど、かわいいと名目上は彼氏彼女って関係になってんの。まぁもちろんそういう関係だし、俺だって健全な男子高校生だからね、いろいろとやることはやってるんだよな。俺って結構演技派?いくらだって「、好き」って言える、せがまれたらいつでもどこでもにキスできる、見てたら押し倒してエッチしたくなる。俺、もしかしたら野球も上手なAV男優とかなれちゃう?なーんてな、バッカみてえ笑っちゃうよマジで。例えば、「あいしてる」っていうお題であいうえお作文してやるな。「あいしてる」の「あ」、アンアン言わせたい。別に青色のネコ型ロボットとかじゃねーよ。餡がすっごい好きなのか餡を取っても好きなのか、そんなんどーでもいいことだからな。「あいしてる」の「い」、虐めたいって絶対ドMだ。俺がいくらひどいコト言っても、かなりひどいことしても、喜んでんだから。頭どうかしてんじゃないのアイツ、ってくらい。でもそれ言ったら「そんなことないよ、泉」っては笑う。やっぱどうかしてるよお前。「あいしてる」の「し」、しらふで好きでもない男とセックスする。まあつまり俺と、だけどね。俺も俺だけど、だよな。「あいしてる」の「て」、天から二物を与えられた。かわいいし、勉強できるし、エッチ上手いし。あれ、二物じゃなくて三物じゃん、まぁいっか。「あいしてる」の「る」、る?る、る・・・無理だな。まぁ俺のに対する俺の気持ちなんてこんなもん、あいしてるなんて完璧じゃない。ただそんな振りしてるだけだもんな。


擬似恋愛
(大人の振りをして、)


別に泉のこと好きとかそんなんじゃない。泉は小さい頃から家が隣でようするに幼なじみなだけで、一緒にお風呂入ったりとかしてたし、お互い人には知られたくない過去だって、あたしと泉はお互いもちろん知ってる。そんなわけだから泉とはまあそれなりに仲いい感じで過ごしてきたんです。ある日友達に「と泉くんってかなり仲いいよね、いつから付き合ってんの?」って聞かれたから「生まれた時から」って答えた、だって間違ってないでしょ。あたしと泉は生まれた時からの付き合いなんだから、ほんとに!第一、そんな恋愛感情とか、あたしと泉の間にありえない。泉なんか野球してばっかでほんとつまんない奴。周りのみんなは普通に恋愛して彼氏できてその先もいろいろ?羨ましいったらこの上ないの、だってあたしには泉という「幼なじみ」がいるお陰で、みんなあたしのこと敬遠しちゃってさ。自分で言うのもなんだけど、結構自分の顔にも体にも自信あるつもりなんだけどな、あたし。あ、石投げないでね。だから、泉が「、付き合って」って言ってきたとき、もうとことんコイツのこと利用してやるって思って「うん、いいよ」って言った。泉だって自分の体裁のためにあたしを利用しようとしたんだからお互い様だよね。別に泉のこと好きなわけじゃない、何度も言うけど。ただ、周りのみんなより大人でいたいだけ、優越感に浸ってたいだけ、そんなエゴイズム人間なんだあたし。キスだって上手くなった、エッチだって結構いろんなこと出来るよ、それはまあ泉のお陰でもあるんだけど、とりあえずはあたしのエゴは満たされてる。こんなことしたって、ほんとの大人になれるわけじゃない、そんなの初めから分かってる。だけどはやくあたしは大人になりたい、それが無理なら大人の振りでもするしかないでしょ?


大人ごっこ
(愛し合う振りをした)