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真夜中の学校、誰もいないはずのプールから水音がするので行ってみると、プールの中に全身ずぶ濡れの女が立っていて、その美しさにつられてプールサイドに近付くと一気に口付けられてプールに引き摺り込まれ、二度と戻ってくることはない・・・なんとかかんとか。あまりの暑さにガマン出来ないで、水谷に「なんか怖そうな話とかねーのかよ」って言ったら水谷が話したのがさっきの話。美人にちゅーされて死ぬんなら男として悔いはねーよなあ本望だよなあ、ってゆうかちゅーだけでイッちゃうってどんだけテクニシャンのお化けだよどんだけー!俺とどっちがウマいかなー俺もちゅーしてみてえなー。 「俺も会ってみてえなー、そんあエッチぃお化け・・・なあ水谷 「俺は行かねえからな」 「即答かよ水谷つまんねー!」 結局誰を誘っても断られてばっかりで、別にいいけどね俺一人でエッチぃお化けとちゅーしてくるし!とか勝手にいじけて、一人で真夜中の学校にやってきた。アイツらホントに男かよちゃんとついてるモンついてねーんじゃないの男だったら「美人とちゅー」出来るなら普通喜ぶだろバカだなアイツら男失格だっつーの。校門を乗り越えてプールに向かっていると、水谷の話どおりプールから水音がする。よっしゃ美人ゲットだぜ!待ってろ美人!ワクワクしながら大急ぎでプールに行くと、そこに西浦の制服を着た一人の女子がいた。真っ黒の長い髪、ああそうだ。あの後ろ姿、同じクラスのだ。不意にが振り向いた。元からはキレイだと思ってたけど、びしょ濡れのはもっとキレイ、ってゆうか色っぽいというかエッチぃというか。 プールの中にいたが近付いてくる。それにつられて、俺もフラフラとプールサイドにしゃがみ込んだ。 「、お前こんな時間に何してんの?」 「田島こそ、何やってんの?」 「お、俺はエッチぃお化けとちゅーしに来た!」 「田島ってバカだね」 あれ?と思った瞬間にが俺の着ていたシャツの襟元を掴んで俺の唇を塞いだ。そのままプールの中に引き摺り込まれる。いきなりだったから思いっきりプールの水が鼻に入って塩素の味が染み渡る。苦しくて口を少し開いたら、水と一緒にの舌が入ってきて、余計に離れられなくなった。やばい、涙出てきた。苦しいのと気持ちいいのとで頭がおかしくなりそうで、体が冷たいような熱いような。そろそろ本気で俺死ぬのかなと思ったとき、急に浮力が働いて、俺は水面に顔を出して咳き込んだ。も同じように水面に顔を出していて、でもは笑顔だった。そんなに色々聞きたいことが多すぎて、何から言えばいいのか分からない。 「、お前お化けだったの?」 「まさか!田島頭おかしいんじゃないの?」 「けど・・・っんむ」 言いかけたところでまた唇を塞がれた。今度は一瞬でその唇は離れていく。水中で体重がないの体が俺にくっついて、その部分だけ変に熱くなる。「だけど、だったらなんでお前ここに、んっ」また途中で塞がれる。何度も何度も遮られて、だけどその度に体が熱くなる。くっついたままのの腕を掴むと、今度は俺が唇を押し付けて水中にを押し倒した。何回も角度を変えて、その度に塩素の匂いが口に広がるけど、の舌を捕らえて離さなかった。やっぱり苦しくて、でも気持ちいい。がお化けだとかもうどーだってよくなった。このまま水に溶けてしまいたかった。二度と戻れなくても、 水中夢中接吻 (この口付けの価値は存分にあると思った) |