ドキドキしますね!!いやー、私今まで15年間生きてきたけどこんなにドキドキした事って多分1度もないって言い切れる自信があるよ、だってだって今日ってなぜか隣町にある黒曜中学校と合同で写生大会なんだって!すげえ、すげえよ並盛中!!隣町の黒曜中にコネがあるなんて並盛中もなかなかやるね捨てたもんじゃないね!そして写生大会とゆう意味のよく分からないイベントを開催しちゃうところがこれまたすごいね!コレってまさか同じクラスで風紀委員長の雲雀くんが何か関係してたりするのかもよ?いや、よく分かんないんだけど私の中の野性的カンみたいなのがそんなことを言ってるような気がするだけなんだけど、もしそうだったら何か事件のニオイだね怪しいね雲雀くん!!ってコトでドキドキするねマイ親友の美咲さん!!!!



うるさい」



隣で山道を歩く美咲にちょっと興奮気味で話しかけたら一言で片付けられました一撃必殺!!なんだよなんだよ美咲だってバスの中では私と一緒になってはしゃいでたのにさ、山道歩き始めたら急に無口になっちゃうなんて私さみしい人になっちゃうよ美咲ー!!第一こんな山道、テンション低くちゃ登り切れないよ死ぬよコレなんでこんなに急なんだよもっとみんなテンション上げてこうぜ★みたいな感じで周りを見渡してみたけど、並盛中の人も黒曜中の人も下向いてて誰も気付いてくれないし・・・。唯一話が出来そうな雲雀くんを捜してみるけど見当たらないし。私どうやって山頂まで登ればいいのかな。って考えてたら、後ろの方で登山ルートから外れて誰か黒曜中の人と歩いていく雲雀くんを見つけた!!



「あ!!あそこって『危険立入禁止』って看板があった所なのに、雲雀くんってばちゃんと見なかったのかな?」



教えてあげなくちゃ雲雀くんが迷子になっちゃったりしたら大変だ。それに先生たちに「見てたならどうして止めなかったんだ!!」って怒られるのイヤだし。私は美咲に「雲雀くんが危険だから!!」と言うと、来た道を戻って雲雀くんたちの後を追いかけた。ほらやっぱり『危険立入禁止』ってあるのに雲雀くんってば案外抜けてるんだから!獣道みたいなところをガサガサ歩いていく。わお、登山ルートとは大違いでここってまるでジャングルだよ変な生き物とか出てきたらどうしよう死んだふりがいいのかなあ。ガサガサ草をかき分け進んで行くと、少し前の広いところで雲雀くんと黒曜中の人が向かい合ってるのが見えた。私はそっと四つん這いになると、雲雀くんたちに近い草の茂みの陰まで行った。何のお話ししてるのかなあ、よく聞こえないけど。あれ、私まさか来ちゃダメだったのかな、もしかして聞いちゃイケナイ見ちゃイケナイのかな、どうしようどうしようどうしよう!!!!実は雲雀くんたちは恋人どうしで今からあはんうふんいやんな大人の営みみたいなことやるんだったらどうしよう、私大変なことになっちゃうよ雲雀くんに合わす顔がなくなっちゃうよ、どうやったら今まで見たいに接することが出来るのかな、とりあえず「おはよう雲雀くん」は絶対に言わなくちゃ!!って必死に考えてたら誰かの声が響いて聞こえてきた。



「クフフ、今ここで君と決着をつけるのも悪くはないですが・・・そこの茂みにいるのは分かってるんですよ、出て来なさい」





・・・・・・そこの茂み?まさか私まさかじゃなくてバレてる?!ギャアアァァッス!!!!





「すすすすすすすすすみません盗み聞きとか覗き見とかする気じゃまったくなかったんです許してくださいごめんなさい」

「っさん?!」





私が勢い良く茂みから飛び出て土下座して謝ったら雲雀くんがとてもびっくりした顔をしていた。





さんどうしてここにいるの、『危険立入禁止』って書いてあったろ」

「だだだだだって雲雀くんが入っていくの見えて、雲雀くんが迷子になっちゃったらどうしようと思って・・・」

「クハハハハハッ!あの雲雀恭弥が迷子とは、面白いことを言いますね。、さん?」





真ん中分けで後ろの方で髪がピョンピョンはねてる変な髪型、あっ失礼なことを言っちゃったよ、えっと、んー・・・そうだ、パイナッポーみたいな髪型の人が何だか舌噛みそうな笑い声を上げて、私の方を見た。なんだろうこの黒曜中の人なんかヘンな人だなあ。うん、でも、いやー見事なパイナッポーですなあ。





「ちょっと勝手になれなれしくしないでくれる」

「おや、君は彼女の恋人なんですか?」

「え・・・そう言われればそう「ちちちち違うよ違うって!!雲雀くんと私なんかが恋人どうしなんて!!」



ちょっとちょっと黒曜中の人いきなり何を言い出すのかと思ったら雲雀くんが私の彼氏だなんてそんな破廉恥な!!!!いや、雲雀くんのことキライとかそうゆうんじゃなくてね、寧ろ「好きだよ!」的な勢いもあったりして雲雀くんが私の彼氏だったら楽しそうだなあみたいな想像ってゆうか妄想!?したりしたこともあるけれどもさ、雲雀くんが私なんかを彼女にするわけないよ雲雀くんには隣のクラスの頭よくて美人な山田さんがお似合いですよ私なんかバカだし美人じゃないし、まったく黒曜中の人も冗談キツいぜ★それにしても本当に見事なパイナッポーですね。あれ・・・雲雀くんどうして地面にいっぱい「の」の字書いてるんだろう。



「クフッ、やっぱり面白い人ですねぇ貴女は・・・。僕の名前は六道 骸といいます」

「うぁ?あ、ろくどーむくろ、さんですか」

「骸、でいいですよ。貴女のお名前は?」

「えっと、 です骸さん」

「クフフ、ですか良い名前だ。名は体を表すとはまさにこのことですね」

「そそそそそんなコトないですよ!骸さんも立派なパイナッp

「何か、言いましたか?」



あれれ、どうしてかな。骸さんも立派なパイナッポーをお持ちですねって褒めようとしたのになぜだか骸さんの周りに黒いオーラが見えたような・・・笑ってるのになぜか怖いですよ骸さん??!!クフクフ笑ってる骸さんがなんだか本当に怖くなってきたので、まだしゃがみ込んで「の」の字を書きながら「弱虫は土に還れよ・・・」とブツブツ言ってる雲雀くんの腕を引っ張って逃げようとしたら、骸さんに後ろから腰をガッチリ抱きしめられた。うわーうわー骸さんの息が耳に掛かってくすぐったいよ、とゆうかなんか変な感じ!!しかもなんか骸さん、「は柔らかいですねぇ」とか何とか言いながらだんだん鼻息荒くなってきてるような気がするんですけどどうしたんですか骸さんー??!!



「あのそのえっと骸さん、そろそろ帰らないとみんなが帰るじかんですよ」

「クフッ大丈夫ですよ僕の愛しい、犬と千種にはちゃんと言ってありますから」

「いやっあのえっとですね・・・!!(ケンとチクサって誰だよーっ!!!!)」

、耳まで真っ赤ですよ可愛いですね」(ペロッ)

「ギャアアアァァァッ!!!!むむむむ骸さんドコ舐めて・・・!!」

「耳、です。さて、体の隅々まで味わわせて貰いますよ」

「・・・!?」



お父さんお母さんお兄ちゃん私の貞操が危機です、とゆうかもうだいぶ危ない状況ですよ!!!!いや、あの骸さんかっこいいけど!確かにかっこいいけどさ、いきなりだし出逢って数分だしそれよりも何よりもこの人なんか絶対アブナイ人だって!!私の全神経が騒いでるもん、なんて言うんだっけこうゆう骸さんみたいな人のこと!思い出せませんよ危機的状況だもんねコレ!!誰かあーヘルプ、ヘルプミー!!!!あ、そうだ雲雀くん、雲雀くんがいるよ!雲雀くんヘルプミー!!!!



「ひっひば・・・っひばりくんっ!!」

「・・・、さん・・・?!」



やっと正気に戻ったね雲雀くんおめでとう!!ほら早く私をヘルプミーだよ雲雀くん!!正気に戻った雲雀くんはびっくりするほど強くてトンファーで骸さんを吹っ飛ばすと、地面にへたり込んでいた私の腕を引っ張って立たせてくれた。わお、やっぱりさすが雲雀くんだねかっこいいね!雲雀くんは土で汚れた私の服を叩いて汚れを落としながら、「だから嫌だったんだよこんな行事、こうなるのは分かってたのに・・・」とかなんとかブツブツ言っていた。もしかして雲雀くん私に怒ってるのかなあ。やっぱり雲雀くんと骸さんは恋人どうしであはんうふんいやんなコトしようとしてたのに私がジャマして挙げ句には私が骸さんとあはんうふんいやんなコトしそうになってたから怒ってるんだどうしよう・・・!!



「・・・あの、雲雀くんごめんなさい・・・」

「え?いや別にさんは何も悪くないよ」

「私、雲雀くんがあんなにも・・・骸さんのこと好きだったなんて知らなくて・・・」

「・・・は?」

「私が2人のジャマしたから怒ってるんだよね・・・?ごめんね、雲雀くん・・・」



そう言って雲雀くんの顔を見たら、何だか泣きそうな笑い顔みたいな微妙な顔を雲雀くんはしていた。私のこと、許してくれた、のかな?雲雀くんは私の頭にポンッと手を置くと、今度はとてもとても綺麗な笑顔で「帰ろうか、さん」と言った。私も笑顔で「うん、帰ろう雲雀くん」と言った。











彼女が出逢ってスタンドバイミー
(ああそうだ、骸さんみたいな人のことを世間では「へんたい」と呼ぶんだ)

出逢ってしまった。雲雀オチですいません。