困ったことがあったらいつでも呼んでよ
君のタメなら地球の裏側にだって飛んでくから
ねえ 愛しい君の声で
Please call my name・・・
溜息ヒトツ
それはが困ってる証
「ねえ、今日の掃除当番変わってくれない?」
「えっ?今日・・・?」
俺は知ってる
がこういう頼みを断れないってコト
ちょっと優しすぎるってコト
「んー・・・いいよ別に」
「ホントにッ?!ありがとッ!今度ケーキ奢るねっ!!」
カバンひっつかんで教室から出て行くアイツはなんて薄情者
でもそれで世の中が上手く回ってるんだから、きっと世の中自体が薄情なんだ
「はぁ・・・」
溜息ヒトツ
そんな顔しないで
ねえ 俺はいつでもを見てるよ
だからお願い
溜息なんかつかないで
「助っ人とーじょー!」
「山本ッ?!」
放課後オレンジ色の教室
二人だけの教室
がしゃがみ込んでゴミを集めて
俺がそれをほうきで手伝って
不意にが口を開いた
「・・・山本」
「ん?、どした?」
「なんで手伝ってくれたの?」
そんなの
決まってる
の困ってる顔見たくない
溜息ついて欲しくない
俺が
のコト好きだから
「好きだから、のコト」
カシャンと音を立ててちりとりが落ちてゴミが散らばった
「・・・っごめん、散らかしちゃった・・・」
困らせたくないのに
困らせた?
しゃがみ込んで散らばったゴミを集める
それを手伝う俺
「あのね山本、あたしも好きだから。山本のコト」
が笑った
「山本はいつもあたしのコト助けてくれたよね」
もちろんだよ
俺はいつだってを見てる
ねえ
俺のコト頼って欲しいんだ
一番先に
一人で抱え込まないように
だからさ
困ったコトがあったらすぐに呼んでよ
君のタメなら10秒と待たせず飛んでくから
ねえ 愛しい君の声で
Please call my name・・・
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なんかちょっと山本が偽者。
でも、助っ人山本が大好きです。